Browsing articles from "2月, 2012"
2月 18, 2012
ムニメグ

東雲侑子は短編小説をあいしている


東雲侑子は短編小説をあいしている (ファミ通文庫)
森橋ビンゴ (著), Nardack (イラスト)

あらすじ

何事にも無気力、無関心な毎日を過ごす高校生、三並英太。楽そうだからという理由だけで図書委員になった彼は、ともに委員を務める東雲侑子の熱のない静けさに、自分の空虚さに似たものを感じていた。しかし偶然彼女の秘密を知ってしまったことから、自分との違いを思い知らされる英太。だが、その秘密のために、彼女と距離を縮めることとなり、失ったはずの感情に胸を締めつけられていく…。早熟な少年少女に贈る、もどかしく苦いラブストーリー。


感想

鬱屈さは次第にエゴと恋のないまぜになって、気付けばそれまで感じていたもどかしさは全ていとおしさに。
その変化は、言葉を借りるなら「もう認めざるを得ないと思う」。ほろ苦いのに甘酸っぱいです。

Continue reading » «東雲侑子は短編小説をあいしている»

2月 18, 2012
ムニメグ

プシュケの涙


プシュケの涙 (メディアワークス文庫)
柴村 仁 (著), 也 (イラスト)

あらすじ

夏休み、一人の少女が校舎の四階から飛び降りて自殺した。彼女はなぜそんなことをしたのか?その謎を探るため、二人の少年が動き始めた。一人は、飛び降りるまさにその瞬間を目撃した榎戸川。うまくいかないことばかりで鬱々としている受験生。もう一人は“変人”由良。何を考えているかよく分からない…。そんな二人が導き出した真実は、残酷なまでに切なく、身を滅ぼすほどに愛しい。


感想

失楽を知るからこそ、ラストの幸せな情景がよりいっそう切なく。
前後の構成で二人の「彼方」の涙に触れていたんだと気付きました。

Continue reading » «プシュケの涙»

2月 13, 2012
ムニメグ

騙王


騙王 (メディアワークス文庫)
秋目 人 (著)

あらすじ

何もせずに朽ち果てるくらいなら、口先だけで手に入れてみせよう。金も力も愛も、そして王座さえも…。ローデン国の第二王子であるフィッツラルド。第一王子を後継者にと考える国王からは疎まれ、その第一王子からは頻繁に刺客を送られ、茨の日々を過ごしている。しかし彼は決意する。相手が誰であろうと、騙りつくそう―すべては生き抜くために。頭脳と口先で自らの運命を変えた、ある少年の物語。第17回電撃小説大賞4次選考作。


感想

汚濁にまみれた白い花束はまるで王子を象徴するかのよう。
良き人間では生き残れない、そんな時代に自身さえも騙り登りつめた王子の悲哀を感じました。

Continue reading » «騙王»

About

管理人のムニメグです。
同人サークル「ヨミメグリ」のお知らせ(コミケ、GirlsLoveFestival、その他オンリーなど)や、Twitterにアップしたイラスト、その他色々まとめています。
メールなどのご連絡はCONTACTまたはmunimeg◆gmail.comまでお願いします。

» Twitter
» pixiv
» BOOTH(通販)


» おとよりカメラ



» りんののカメラ

Twitter